外国人によるキャンプでの活動に対する規制が強まっています。
外国人のキャンプへの出入りが制限される中、活躍が期待されるのが現地スタッフです。
難民支援の過程のひとつ 現地スタッフの育成
©MdM Japan
私たちは、活動前に実施する事前研修、実地研修、そして実際の活動を通じ現地スタッフの育成に努めています。キャンプ出発前、戻った後のミーティング、キャンプ活動中の電話連絡、日々そのひとつひとつを欠かすことはできません。難民支援の過程は、現地スタッフ育成の過程でもあります。
適切な保健医療サービスを受けるための大切な目印
アウトリーチ活動のファーストステップは、保健医療サービスが必要な人々を探し出し、クリニックに繋ぐことです。
ミャンマーで保健医療サービスへのアクセスが制限されていたロヒンギャの人たちは、自身の栄養健康状態に対する認識力が弱く、それらを言語化することさえできないこともあるのです。せっかくクリニックに行っても、きちんと症状が説明できず、まちがった診断を受けてしまっては元も子もありません。
