約1,000人が路上で生活していることを確認
2017年7月27日、フランスのマクロン大統領は演説で、年末までに路上で寝泊りする移民や難民がいなくなるようにしたいと述べました。しかしながら、気温が下がり、本格的な冬が近づいてきた11月16日、世界の医療団と国境なき医師団は、パリ北東部と、郊外のセーヌ=サン=ドニ県で、今も約1,000人の移民や難民が路上で肩を寄せ合い、寝泊りしていることを確認しました。
8月18日、フランス当局は、約2,700人の難民が滞在していたパリ北東部のポルト・ドゥ・ラ・シャペル周辺のキャンプを解体、それ以来、難民たちの環境は著しく悪化しました。ポルト・ドゥ・ラ・シャペルには、難民申請が可能な難民受入れセンターがあり、この周辺では、支援団体も活動しています。難民たちはフランス当局に見つからないよう、身を潜めながら寝泊りできる場所を探しています。
証言
ポルト・ドゥ・ラ・シャペル周辺で出会った人たちの証言の一部です。
モハメッド 19歳 ギニア出身 |
---|
匿名 コートジボワール出身 |
---|