BNPパリバ様には、3年前から毎年8月第2週目の土曜日に炊き出しに加えて行われる夏祭り&慰霊祭の機会に行う熱中症や蚊が媒介となるデング熱予防の啓発活動をご支援いただいています。
路上で日々を過ごされる方々にとって、寒さに耐えなくてはならない冬も大変ですが、夏もまた苦労する季節です。まず30度を超えるような暑さとの戦い。日中は、冷房が効いたビルなどの中に避難することもできますが、シャッターが閉まった夜はそういうわけにも行かず、寝苦しい日々が続きます。高齢の方々も多いため、特に熱中症に気をつけなくてはなりません。
もう一つの戦いの相手はデング熱の媒介となる「蚊」です。炎天下を避けて、公園の木陰で休もうとすると、そこには蚊がいます。夜は夜で、日差しが嫌いな蚊の行動範囲が広まり、刺される可能性も高くなります。路上で生活される方々は、夏、どうしても蚊にさされやすく、医療相談会でも虫刺されに対する塗り薬のニーズが格段に上がります。
そこで、今年のも、夏祭り参加者に熱中症予防のために「スポーツドリンク」、デング熱予防のために「虫除けスプレー」を配布しました。これらの購入費用の一部をBNPパリバ様にご寄付いただいたほか、社員数名の方に当日、ボランティアとしてご参加していただき、それらの配布に加え、配食のお手伝いをしていただきました。
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