出席された方々からは、新プロジェクトに対する期待の言葉が寄せられました。
引原在ラオス日本国大使:
「前回(チャンパサック県での類似事業)のノウハウを活かしつつ、効果的で持続性のある事業を実施していただき、当地の保健医療環境の改善に貢献されることを期待しています。」
ワンサイ・ベンスムマー フアパン県知事:
「本事業は持続可能な開発目標(SDGs)に資するものであり、我が県の医療サービス向上につながるものです。」
貧困率と疾病率が他県に比べて高いラオス北部のフアパン県には、日本とラオスの友好のために植樹された、ラオス唯一の桜並木があります。スピーチの中で「フアパン県の桜に我々は導かれたのかもしれません。」と話すと、ベンスムマー氏の表情が緩みました。この地の子どもたちが「5歳の壁」を越え、満開の桜を見る日が訪れるよう活動に取り組んでいます。