2016年のクリスマスシーズンを前に、先週は、エドワーズライフサイエンス株式会社の方に、クリスマスの飾りつけのお手伝いをしていただきました。
場所は、HFTPの活動の「池袋あさやけベーカリー」の拠点となる山田さん宅。青、赤、黄、緑色の画用紙や折り紙を三角や丸型に切って、料理用糸にぶら下げて作った飾りを、パン作りで利用するダイニングキッチンを中心に、つるしていきました。


「池袋あさやけベーカリー」は、精神・知的障がいなどを抱えながら路上生活を送っていた人たちが、地域生活へ移行するにあたり提供されているHFTPの生活支援プログラムの1つです。かつて路上生活を経験し、今は地域で暮らしているメンバーの方たちが店主の山田さんとともに、その晩の活動（夜回り）で路上生活をされている人たちに配るパンを焼きます。その作業を通じて、地域や仲間との絆を深め、より充実した社会生活を送るための能力を向上させていくことができます。
山田さんのご自宅は、「池袋あさやけベーカリー」以外、HFTPの活動プログラムの料理教室や、月に2回開催される「要町あさやけ子ども食堂」にも利用されています。彩り鮮やかなクリスマスの飾りは、ここに集う大人・子どもたちをなんとなくうきうきした気分にさせてくれるに違いありません。