このコンクールは、プロの写真家であり、世界の医療団の人道援助活動中に使命半ばにして尊い命を絶たれたルイス・ヴァルチュエナを追悼する意を込めて始まったものです。
第20回の開催にあたり、日本の写真家の皆さまからも作品を募集いたします。ぜひご応募ください。
<応募について>
応募資格: プロ、アマチュア(成人)の写真家(国籍不問)
作品テーマ:
作品は以下のテーマに関するものに限ります。
人道主義活動、国際協力、社会的排除、人権侵害、武力紛争、自然災害、難民・移民または社会から排除されたグループ
応募規定:
○1人につき10点まで応募可(組写真も可)
○2015年1月から2016年10月に撮影された写真であること
○未発表作品であること
○写真はデジタルフォーマットで、解像度300dpi以上、JPEG形式、カラーモードRGB。また、短編40cm以上。
○軽度の明るさ、コントラスト、色、露出の補正のみ可。それ以外の画像加工処理は認められません。
応募方法:
Emailにて作品をお送りください。
送付先 premioluisvaltuena(a)medicosdelmundo.org
(a)を@に変えてください。
※メールのタイトルに必ず、「XX PREMIO LUIS VALTUEÑA 名 姓(ローマ字)」を記載してください。
(例)XX PREMIO LUIS VALTUEÑA Hanako SEKAI
応募締切: 2016年11月11日(金)
賞: 受賞者は、世界の医療団 スペインとの共同プロジェクト(世界の医療団 スペインが実施する人道支援活動に関する写真・映像プロジェクト)を実施します。その資金として6,000ユーロが授与されます。
下記リンクから詳細をご確認の上、ご応募ください。(英語、スペイン語、フランス語)
http://www.medicosdelmundo.es/premioluisvaltuena/
ルイス・ヴァルチュエナ人道写真国際賞コンクールについて
ルイス・ヴァルチュエナ人道写真国際賞コンクールは、1997年に人道活動中にルワンダで命を落とした4人の人道活動家たち:メルセデス・ナバロ(Mercedes Navarro)、フロールス・シェラ(Flors Sirera)、マニュエル・マドラソ(Manuel Madrazo)、ルイス・ヴァルチュエナ(Luis Valtueña)を偲び、世界の医療団スペインが毎年開催する写真コンクールです。4人の仲間が示した人道主義の精神、献身、そして連帯は今やこの賞の核心とも言うべき価値観となりました。そして、世界の医療団の人道援助活動の使命半ばにして、尊い命を絶たれたプロの写真家でもあったルイス・ヴァルチュエナの名前がつけられました。19回の開催を経て、入賞作品は人道写真、そして人権侵害を訴える一枚として、大きく知られるようになりました。
ルイス・ヴァルチュエナ
1966年マドリッド生まれ。1998-1990年エル ムンド誌のフォトジャーナリストとして活躍し、その後TV局「アンテナ3」のフォト部門の主任を務め、雑誌「FV.Actualidad」の編集チームに加わりました。1996年から世界の医療団スペインのロジスティクス・オフィサーとして活動を開始、爆撃による犠牲者を支援するためレバノンに向かいました。その1年後ルワンダで活動中に命を落としました。
※写真は第19回受賞作品です。