世界の医療団の助産ケア:ギリシャ難民キャンプ

Moshreの母は、ギリシャ・アテネから25マイル離れたマラカサ難民キャンプで暮らす1300人あまりの難民の1人です。
アフガニスタンから逃れてきた彼女は、国境が閉鎖され移動できなくなったためこのキャンプに滞留しています。

世界の医療団の助産ケア:ギリシャ難民キャンプ
ある日、胃痛に襲われた彼女は世界の医療団のクリニックを訪れました。予定日でのお産を信じて疑わなかった彼女ですが、クリニックでの受診後、切迫早産であることが判明、胎児はまだ非常に小さい状態にも関わらず、その胃痛は出産が近づいている兆候でした。ただちに病院へ搬送され、帝王切開で出産、体重2000gのMoshreと母は数日後、元気な姿でキャンプに戻りました。

世界の医療団の助産ケア:ギリシャ難民キャンプ
安全かつ安心できる出産は女性の権利です。 
世界の医療団は、マラカサ・キャンプをはじめ各難民キャンプにて、リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康・権利)のもと、安全な助産ケア・サービスを提供しています。


Photo: 早産の末、無事に出産、母と助産師Despoina Tsakiriの腕に抱かれる赤ちゃんMoshre

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事

参加する

世界の医療団は皆様からの寄付・
ボランティアに支えられています。