ある日、胃痛に襲われた彼女は世界の医療団のクリニックを訪れました。予定日でのお産を信じて疑わなかった彼女ですが、クリニックでの受診後、切迫早産であることが判明、胎児はまだ非常に小さい状態にも関わらず、その胃痛は出産が近づいている兆候でした。ただちに病院へ搬送され、帝王切開で出産、体重2000gのMoshreと母は数日後、元気な姿でキャンプに戻りました。
安全かつ安心できる出産は女性の権利です。
世界の医療団は、マラカサ・キャンプをはじめ各難民キャンプにて、リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康・権利)のもと、安全な助産ケア・サービスを提供しています。
Photo: 早産の末、無事に出産、母と助産師Despoina Tsakiriの腕に抱かれる赤ちゃんMoshre