東日本大震災から5年

震災、そして震災後、多くの尊い命が犠牲となりました。5年後の今日、改めてご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

東日本大震災から5年
世界の医療団は震災発生直後より、精神科医、看護師、臨床心理士、ロジスティシャンなどからなる医療チームを被災地に派遣し、被災地にて避難所、仮設住宅、自宅、病院などでの精神サポートと基礎医療支援の活動を行ってまいりました。当初より長期的な支援の必要性を認識しており、長いスパンで被災された方々とともに復興への道を歩んでいくことを決意してから5年の歳月が経ちました。

東日本大震災から5年
東北の力になりたいという想いのもとご支援いただいた全ての皆様、そして自らも被災者でありながら活動を支えてくださった被災地の現場の皆様に、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。

岩手、宮城、福島の3県では、今も6万人近い方がプレハブの仮設住宅で生活されています。福島県ではいまだ県内7市町村の全体または一部が、帰還困難区域となっております。 世界の医療団は「忘れない」「続ける」を合言葉に、福島県そうそう地区、川内村においてこころのケア活動を現在も続けています。
 
死者数:15,894人
行方不明者数:2,561人
全国避難者等総数:約17万4千人 
震災関連死数:約3,018人
(出所:警察庁、復興庁、東京新聞)

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