国境なき医師団外傷センターへの爆撃について

世界の医療団は、アフガニスタンのクンドゥーズ州にて国境なき医師団が運営する外傷センターへの爆撃により、犠牲になられた方に深い哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

国境なき医師団外傷センターへの爆撃について
これまで、この爆撃により患者・スタッフ計22名の方が犠牲となりました。

世界の医療団アメリカの理事長ロン・ウォルドマン博士は「多くの命が失われる悲劇が起きてしまった。いかなる紛争地帯においても、医療従事者は尊重され、保護されなければならず、攻撃の対象となることも、どちらかの陣営に組み込まれることも断じてあってはならない。我々は、誰であれ、医療の中立という原則を犯す者を非難し、一刻も早い原因究明が行われることを求める」との声明を出しました。

私たち世界の医療団はこの惨劇に深い悲しみを抱き、その思いはクンドゥーズの、そして世界中の国境なき医師団の皆さんとともにあります。

私たちは強くこの爆撃を非難し、あらゆる関係機関にアフガニスタンの市民、医療スタッフと医療施設、そして人道支援団体のスタッフの安全の確保を要求します。

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