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ミャンマー大地震:緊急医療支援にご協力をお願いします

2025年3月28日、マグニチュード7.7の地震がミャンマーで発生しました。死者は3000人を超え、負傷者5000人以上と甚大な被害をもたらしました。倒壊した建物に閉じ込められた人も多く、今なお被害の数は増加しています。
世界の医療団は、この災害を受け、被災したミャンマーの人々に緊急医療を提供するために発災直後より活動を開始しています。そして、この活動を支える募金も受付を開始しました。みなさまのあたたかいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

このプロジェクトを支援する

*世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみにあてることなく、
頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。


深刻な地震の被害。感染症のリスクが高いなか、人々の心身のケアが急務


震源地に近いマンダレーの市内では、建物の20%が倒壊したと推定されています。病院も例外ではありません。多くの病院が損壊し、機能が限られるなか、患者が押し寄せパンク状態に陥っています。また、地元住民によると、倒壊した建物の下には多くの遺体が残されており、気温が40度近くになるなかで、感染症のリスクが懸念されています。WHOはミャンマーに最高レベルの緊急事態を宣言し、深刻な病気の発生を警告しました。雨季が始まると、この地域では毎年コレラとマラリアが流行しています。遺体を適切に管理し、感染症の発生を回避するには、依然として重要な課題が残っています。世界の医療団の連携団体や訪問した医療施設は、医薬品と人手を求めています。
地震後、余震も続き、残っている建物が安全かどうかを確認できる人は誰もおらず、人々は怖くて家で寝ることができません。地震以来、路上で生活する人々が今もいます。メンタルヘルスと心理社会的支援のニーズは高いです。


被災地では緊急医療対応と病院支援を実施


・移動診療所で被災者にケアを提供し、医薬品や緊急キットを配布しています。
・遺体収納袋、衛生用品パッケージの配布をしています。感染症を防ぐために迅速に行動しなければなりません。
・多くの地方病院は過重な負担がかかっています。できるだけ多くの人々が医療を受けられるよう、被害を受けた施設の再建に協力します。


世界の医療団はこれまでもミャンマーで医療支援活動を行ってきました


世界の医療団は1994年からミャンマーで活動しており、現在は250人のスタッフがいます。ミャンマーはこれまでにも洪水、ハリケーン、地震などの自然災害にも頻繁に見舞われており、2024年8月に深刻な洪水被害を受けた際には、緊急援助を行いました。
今回の地震は、ミャンマーで武力紛争が続き、政治的、人道的危機に直面しているなかで発生しました。国内に活動拠点を持ちスタッフがいたことで、災害発生後、被災した人々を支援するために地震の現場にいち早くチームを派遣することができました。


ミャンマー大地震支援へのご寄付をお願いします


< ご支援はこちらから >

ミャンマーの人々に緊急医療支援を提供するためには、皆さまのご支援が不可欠です。
ぜひお力をお貸しください!


*世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみにあてることなく、
頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。


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