20以上の人道支援団体が発表したスナップショットの第2弾(最初のスナップショットはこちら)は、イスラエル軍の作戦によって深刻な被害を受けた地域で、私たちのチームがパレスチナの人々に支援を届けるために現場で直面している課題と障害を浮き彫りにしています。これには、人道支援従事者の悲惨な死、いわゆる「人道地域」への度重なる攻撃、相次ぐ避難命令と立ち入りの制限が含まれます。
7月29日現在のガザ地区
■ 3万9363人が死亡(ガザ保健省)
■ 9万1000人が負傷(ガザ保健省)
■ ガザ地区の 86%が「避難命令」の対象 (UNRWA)
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ガザ人道スナップショット第2弾(英語)
現在、世界の医療団は中部地域で 3つのプライマリヘルスケア センターを運営しています。
世界の医療団は、現地で医薬品や使い捨て用品を調達することができましたが、国境が閉鎖され、基本的な必需品の搬入が遮断されたため、我々の医療チームは質の高いサービスを提供したり、継続的なケアを確保したりすることができなくなりました。
皮膚疾患や感染症の発生を考えると、アルコールをベースにした製品の不足は特に深刻です。
「人道支援団体として、私たちがガザで活動できるのは、現地の同僚たちが自らの命を危険にさらしながらも揺るぎない献身のおかげです。私たちが継続して現地にいるからといって、自由なアクセスができるものと捉えるべきではありません。同僚たちが常にさらされている危険は容認できないものであり、国際法の下での保護に反しています。ガザには、活動できる余地はほとんど残っていません。私たちNGOは、即時かつ永続的な停戦を求め続けます。停戦は、人道支援を行い、ガザの人命を守り、命を救う唯一の方法であると主張します」
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