先の見えないキャンプ生活。治安は悪化の一途
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・難民キャンプで暮らすロヒンギャの人々 93万人 ・人口密度 日本の223倍 ・キャンプの医療施設数 約150ヶ所 ・水場・トイレは共同 (シェルターから離れており、特に夜は女性への暴力が頻発) |
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このプロジェクトを支援する
*世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、
頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。
非感染性疾患(NCDs)の予防事業を通じて女性たちに自信とパワーを
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世界の医療団の活動
女性たちに寄り添い、力づける支援を
これまで世界の医療団の活動を一緒に行ってきた女性の声を紹介します。
アイシャ(仮名:一緒に活動していた保健ボランティア)の声 ミャンマーでは自分が外で働くことなど考えもしませんでしたが、キャンプでは働いて家族を経済的に支えることができています。さまざまな健康問題を担当していますが、多くのロヒンギャ女性が、家庭内暴力などで幸せな結婚生活を送っていません。より多くの啓発の機会が必要です。 |
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タミマ(一緒に活動している医師)の声 ある女性は私に絞首の跡を見せ、夫がやったといいました。彼女の同意のもと、法的措置のサポートを行っている団体に引き継ぎしました。多くのロヒンギャ女性は法的措置に出ることを望みません。夫に逆らうことには抵抗があり、家族を壊したくないからです。そのような場合は、心理社会的支援(カウンセリング)を行っている団体につなげます。なぜ多くの女性は暴力に耐えているのかと聞いたことがあります。彼女たちは自分の子どもや夫を失うと自分たちのアイデンティティーがなくなってしまうと言いました。彼女たちは、何をするのもすべて夫に依存しています。女性が声を上げるためには、エンパワメントするような支援が必要だと思います。 |
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彼女たちの声から見えてくるのは、現地の女性にとって、保健医療につながることに加え、自分の健康や権利についての意識を高めるための支援が必要であるということです。同時に男性も含めた地域の人々に関して、権利を阻害する社会的・宗教的慣習などについて意識を変えていくことが求められています。
世界の医療団の2023年7月と8月の活動実績(難民キャンプとホストコミュニティ)
● 健康教育参加者数 2118人
● 保健ボランティアの研修対象者数 9人(確認試験で全員が8割以上の正答率)
● 保健・行政関係者や宗教指導者などとのミーティング参加者数 143人
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