©Kazuo Koishi

ラオスでチャリティーガラを初開催

「すべての人に健康を」の重要性を伝え、多くのご寄付をいただきました


ガラの会場のホテル
ⒸKazuo Koishi
11月25日に、ラオスの首都ビエンチャンの人気ホテルThatluang D’oR Boutique Hotelにて、写真展とチャリティーディナーを兼ねたイベント‘2022 Photography x Gala “ຮອຍຍິ້ມ Health for All”’を開催しました。医療から取り残されている人々への支援の重要性を伝え、同時に参加者や協賛企業からご支援を募るイベントです。ラオスでは初めての開催で、現地職員たちが、自分たちの活動を国内の人々に自ら伝え、日本からの寄付に頼るだけなく自分たちの力で国内でも資金調達を、と企画しました。
当日はラオスの会社経営者、政府関係者、写真家やメディア関係者、医療関係者など88名が参加。「自分たちの国の母子保健医療のために役立ててほしい」という気持ちを託していただき、ラオスキープ46,300,000 LAK(約35万6000円)が集まりました。

写真展示
ⒸMdM_Japan
当日のプログラムは、世界の医療団の活動紹介、ディナーと並行してラオスの伝統舞踊と歌、ラオス期待の女性歌手によるポップスの披露、そして写真コンテストの受賞者発表と表彰式、くじの抽選会など盛りだくさんな内容です。写真コンテストには甲乙つけがたいレベルの高い作品が集まり、会場に飾られた写真は多くの人を魅了していました。また、くじの抽選会の賞品は、協賛企業から提供されたスポーツジム会員証、メガネ購入券、国内線航空券、ファッションアイテム、文具、食品など。豪華な賞品に会場は大いに沸きました。
ラオス伝統の踊り
ⒸKazuo Koishi
これらの運営と準備には、職員のほか、15名のボランティアが参加。ボランティアは口コミやカメラマンの人脈などから集まった、写真やイベント運営の新進気鋭の若手プロフェッショナルや学生たちです。企業への協賛の呼びかけや、カメラマン選定と写真教室開催、写真コンテスト実施、歌手や踊り手の手配、会場となったホテルとの打ち合わせ、SNSとインフルエンサーを活用したイベント告知など、綿密に準備してきました。この過程で、ラオス国内の多くの人々に世界の医療団の存在と活動について知っていただくことができました。

ボランティアたち
ⒸKazuo Koishi
今回のイベントの成功は、ラオスのスタッフとボランティアにとって、大きな自信につながりました。イベント開催のノウハウも経験として学ぶことができました。また、支援してくださった方々から直接いただいた励ましや支持の声は、今後の活動へのモチベーションにもなっています。

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