12月9日(金)の夜、清泉女子大学との共催で「希望をつなぐ―ウクライナ医療支援チャリティーコンサート」を同大学の講堂で開催しました。
当日は社会人、学生など約200名が参加してくださいました。
ピアノの音色は、時には爆撃を思わせる激しさと重苦しさ、そして哀切に満ちたなかにも希望に向けて、静かに力強く、流麗に会場に響きました。アンコールに応えた最後の曲、ピアソラの『リベルタンゴ』は、ピアノ1台でこんな音が出せるのかという圧巻の演奏で締めくくられ、会場は感動と興奮に包まれました。
会場のホワイエでは、グリーティングカードなどのチャリティーグッズを販売。募金箱も設けていましたが、多くの方が、これらにもご協力してくださいました。
今回集まったご寄付はウクライナ医療支援の活動に届け、最大に活かせるよう取り組んでいきます。
参加した方の声
戸室玄さんの素晴らしい演奏に、心から感動致しました、力強くしなやかな演奏に心が前向きになり、元気が出ました。ありがとうございました!! ウクライナへの地道なボランティア活動も多くの若き日本人が関わり支えていらっしゃることを知り、どうぞ、戦火のない平和が早く訪れることを、心からお祈り申し上げます。
戸室玄さんの演奏は選曲とトークが素晴らしく、もちろん演奏も気持ちがこもっていて普通のチャリティーコンサートとは一味違って、とても感動しました。ラヴェルで戦争を感じ、バッハで鎮魂を感じました。またぜひ聴きたいです。
とても有意義で、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。メディアだけでは伝わってこない現地の様子を知ることができたこと、そして何より、戸室玄さんのお話と演奏に心を打たれました。福島の体験と思い、各曲の背景のお話を伺い、感慨深く演奏を聴きました。
アーカイブ配信
アーカイブ配信を2パターンご用意いたしました。
当日、都合でご参加が難しかった方や、今回のチャリティーコンサートにご興味を持ってくださった方、世界の医療団、そして学生のボランティア発表をお聞きになりたい方、また、戸室さんの演奏を再度お聞きになりたい方、ご利用ください。
・ショートバージョン・演奏のみ(2,000円のご寄付)
・フルバージョン・活動報告+演奏(3,000円のご寄付)
お申込み:https://teket.jp/5137/17829
お申し込み締切:2023/1/15(日) 23:30まで
©YOLLIKO SAITO