シリーズ:誰でもできるファンドレイジング  お中元費用からの寄付編

世界の医療団の活動は支援者の皆様からの温かいご寄付に支えられています。個人の皆さまからのご寄付はもちろん、法人や企業の皆さま、学校など団体の皆さまが、さまざまなアイディアや工夫を凝らしてご寄付にご協力いただいています。

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ここでは、ちょっとしたアイディアと工夫で、誰でもできるファンドレイジング(寄付や募金活動)の事例をご紹介させていただきます。今回は「お中元費用からの寄付」です。

世界の医療団のご支援者である、横浜市旭区にある光医会たかなし歯科様では、毎年お中元をお世話になった方にお送りする代わりに、その費用をご寄付として世界の医療団など、海外での支援を行う団体にご寄付されています。あらかじめ、本来お中元をお送りする先の皆さまに、日頃の感謝のお気持ちを伝えつつ、お中元のお品物に代えて寄付をする旨のお便りを送られます。今回は、私たち世界の医療団からも、ご協力いただいた皆さま向けにお礼状をお送りさせていただきました。
13年もの間、このような素晴らしいお取組みをされている光医会理事長の高梨様よりメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。

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「日本ではお世話になった方へ感謝の気持ちを『お中元』『お歳暮』で表す素敵な習慣があります。私自身、物が溢れている日本でいただいたお中元を、あまり大切に扱っていない気がします。
お中元費用をまとめると少しはまとまった金額になり、それが海外で援助を必要としている方々にお役に立てればと思っています。
お中元を『温かい心』を送ることにして、13年がたちます。寄付先よりお礼のお手紙をいただくと皆様悪い気がしないようです。
困っている方には必ず助けようとする方がいます。
お世話になった方への感謝する気持ちを寄付と形に代えているだけです。
お世話になった方に少々『せんえつ』な振る舞いとも思っていますが、褒められてもけなされてもいません。
今後も寄付先を厳選し毎年続けていきたいと思っています。
いつか、直接現地で手助けをしている自分を夢見て  高梨紫朗」

ぜひ一度皆様も、お中元やお歳暮に代えて、日ごろの感謝のお気持ちを『寄付』という形で送ってみませんか?何かと形式的になりがちな習慣も、この心温まる取組みにより、日ごろお世話になっている方々に対し『より深い感謝のお気持ち』を伝えられるかもしれません。ご希望があれば、世界の医療団よりご寄付いただいた方へお礼状をまとめてお送りすることも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。(お問い合わせ先:03-3585-6436 または info@mdm.or.jp )

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