バングラデシュでは、2009年から首都ダッカの郊外で年に2回の「スマイル作戦」を行っており、今回で9回目(本年初)となります。今回は日本から医療ボランティア5名、フランスから医療ボランティア4名が参加します。日本の医療チームは、2013年2月14日朝に羽田空港を出発。バングラデシュへの直行便はないため、香港を経由し、約11時間の空路を経て、現地時間の夜に首都ダッカに到着致します。中東を経由してダッカに翌15日朝に到着するフランスからの医療者チームと合流し、即時、診察を開始、5日間に亘るオペスケジュールを決定していきます。
前回、2012年11月に行ったミッションではダッカにて、診察108名 / 手術47件、試験的に第1回目のミッションを行った南部の都市コックスバザールにて、診察55名 / 手術13件を実施。スマイル作戦のことを聞きつけ、何日もかけ何百キロを旅して診察にくる患者も少なくありませんでした。
世界の医療団では、物品や設備が限られた環境の中で、最大限の技術を駆使し、より正確で安全な手術を行って参ります。また、スマイル作戦に協力する現地スタッフや若い医師、医学生の育成も行い、今後のこの地域の自立への支援も継続して行って参ります。
寄せられる温かなご支援に感謝するとともに、今後もどうぞ引き続き、バングラデシュで活動するボランティアへの応援をお願いいたします。
帰国後、本ページにて活動報告を行います。
写真は左から、出発前、羽田空港での定宗純子看護師、稲垣安沙看護師、与座聡医師、江口智明医師
スマイル作戦 バングラデシュ
■活動地: バングラデシュ ダッカ市郊外
■日程: 2013年2月14日〜2月22日
■派遣ボランティア:
与座聡、山田信幸、江口智明(形成外科医)
稲垣安沙、定宗純子(看護師)
ナディア・スマイル、フランソワ・ゴシア、ジャンクロード・アダン(麻酔科医)
ダニエル・カタルド(形成外科医)
■活動病院: ゴノシャスタヤ・ケンドラ大学病院
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