©Kazuo Koishi

ハウジングファースト東京プロジェクト「非常事態宣言解除後の現場から」

Movie by Kazuo Koishi

月2回の炊き出し生活医療相談、感染予防措置をとりながら続いています。感染症流行であっても、自粛要請下であっても、現実では日々、食事、居場所、医療にも困っている方々がいるからです。 

炊き出しを並ぶ列は間隔をあけて、大鍋の炊き出しメニューはお弁当になり、最小限の人数で行っています。
医療相談も相談を待つ人も相談ブースも離れた位置で、「発熱、だるい、咳症状などがある人」ブース、「不安、不眠、物質依存など」こころの何でも相談ブースも設置、さまざまな体とこころの相談を受けています。
生活相談では、コロナ自粛要請などの経済不況から職を失った方、ネットカフェの営業休止で寝場所をなくした方の相談が増えています。

コロナウイルスの流行は、社会的影響だけなく、一人ひとりの経済や生活、心身に連鎖的打撃をもたらしています。それらすべてが複合的に絡まっている現状がここにあります。
終息はまだ見えてきません。連鎖的な打撃を少しでも緩和するために、命を守るための活動が続いています。

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