福祉車両の贈呈式が行われました/福島そうそうプロジェクト 

世界の医療団では、福島県の相双地区(相馬市、南相馬市、双葉郡)において精神科病院とクリニックのすべてが閉鎖されている現状を打破するため、NPO法人「相双に新しい精神科医療保健福祉システムを作る会」(以下、つくる会とする)を、精神科医・看護師の派遣、医療機器の提供、福祉車両の提供等により支援していくことを決定致し、2012年2月より開始しております。

福祉車両の贈呈式が行われました/福島そうそうプロジェクト 
このたび、「つくる会」の訪問看護活動に必要な福祉車両が完成し、その贈呈式が8月28日、「相馬広域こころのケアセンターなごみ」にて行われました。

贈呈された福祉車両は車椅子搭載可能仕様の7人乗りで、冬季の凍結した道路にも使用可能な4WD仕様となっており、1年を通じて活用が期待されております。

使用用途は、相双地域である南相馬市、相馬市、新地町における仮設住宅でのこころのケア活動や精神科医による住民への往診活動、体の不自由な方の通院支援などに使われます。


プロジェクト・概要


福島そうそうプロジェクト


実施期間:  2012年2月1 日 〜  2013年 1月31 日

実施地域:  福島県相双地区(相馬市、南相馬市、相馬郡)

実施内容:   診察、往診、訪問看護にあたる精神科医・看護師の派遣、医療機器・脳波計の提供、及び、訪問看護に必要な福祉車両の提供

関連パートナー: NPO法人「相双に新しい精神科医療保健福祉システムを作る会」

受益者数: 1200人/年

プロジェクトオフィサー:世界の医療団 玉手 幸一

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