健康運動実践指導者 小松原ゆかり
「ぷらっとヨガでは身体を緩めることで、ココロも緩めることを目指している。身体が緩むとぽつりぽつりと本音を語りだす。そこから自分でも知らなかった自身の真のニーズに気づくことが多い。今回のような震災当時の経験を語る会話が耳にできるようになったのは、やはり5年という時間がもたらしたものなのかもしれない。この日、おだかぷらっとほーむの廣畑氏より参加者全員プレゼントとして「モネフィラ」の苗をいただいた。「青は津波を思い出すから迷ったけれど、このモネフィラの青で小高の町を埋め尽くし、人が集まるまちにしたい」と笑う。この前向きな姿を見るたびに、支援に来ている自分自身が励まされることが多い。モネフィラと菜の花が咲く小高のまちをドライブする日が早く訪れることを願う」
福島そうそう現地医療活動レポート15より
相馬広域こころのケアセンターなごみ 大川貴子 理事長
「ここにくれば人がいる、ここに来れば人が集まる場所がある、定期的にやり続けること、あり続けることの意味、人材が不足する中で途絶えさせずにきたこと、細く長くやってきたことが今につながる。
「支援」は支援者が一方的に行うものでなく、やってあげるのでもなく、一緒に楽しむこと、時には助けてもらったり双方向の関係性づくりの大切さ、支援側が楽しめば場も和み、会話も弾むという教訓を活動の中で得ることができました。
何かしら楽しめる時間、集中できる時間、達成できる時間がモチベーションになる。
話をする、話を聞く、何か活動する、身体を動かす、いろんなものを織り交ぜながら、こころに働きかけることが大切だと思う」
福島「交流の場づくりとこころのケア」セミナー開催報告より
川内村こころのケアプロジェクト、ハウジングファーストと東京プロジェクトに関わる森川すいめい医師
「人が追い込まれない街は、人がただ集まってそこに対話が生まれていることと、それゆえに何かあったときにすぐに何とかなる機動力とがある。
それはたくさんの人と人がゆるやかにつながっていることから始まっている」
©Kazuo Koishi
MdMの活動の現場で直面するのは、想像しがたいトラウマやストレス、困難を抱えた人々。
レバノンでは、シリア難民に対するメンタルヘルス・プロジェクトを行っています。命を左右する危機的状況は脱していても、難民の多くは紛争からのトラウマを抱えPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、精神科医療のリソース不足からケアを受けることがままならない状況が何年も続いています。そこで活動する医療スタッフ、ボランティアも疲れや仕事量、生活環境など直面する現実から、ストレスを抱えやすくなっていきます。長時間過ごす職場でのメンタルヘルスにどう取り組んでいるのか、MdMの同僚たちが話をしてくれました。
Acceptance
受け入れる
Understanding
理解する
Caring
気遣う
Listening
聞く
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