【※募集は終了しました】
世界の医療団日本は、2012年よりラオス南部チャンパサック県で活動を始め、2016年の新規事業形成調査を経て、2017年より、ラオス北東部のフアパン県において、小児保健医療事業を展開してきました。少数民族が多く住む事業実施地域では、公共サービスが行き届かないコミュニティが山岳地帯に点在します。「誰も取り残さない」持続可能な開発目標及びラオスの保健分野の戦略に沿って、世界の医療団は5歳未満児の死亡率の削減に長期的に取り組んでいきます。
*ラオス小児医療強化プロジェクト
世界の医療団を代表し、事業の管理運営全般に責任を持つ現地代表を募集します。最終段階にある現行事業を完了に導き、新規事業の立ち上げを主導してくださる方を求めています。
1. 所属
所属: 世界の医療団日本事業チーム
レポートライン: 事業部マネージャー
2. 業務内容
- ●ラオス事務所の運営:ラオスにおける政治・経済・社会状況全般を踏まえて、世界の医療団としての全体方針および事業形成・運営、対外関係の構築、政策提言、運営基盤の整備を行う。
- ●プログラム・サイクル・マネジメント:フアパン県における小児保健医療事業の長期戦略立案、現行事業のデザイン、モニタリング、評価及び新規事業形成・申請、に責任を持つ。
- ●プロジェクト運営:事業の運営、進捗管理、リスク管理、事業運営についての報告を行う。
- ●人事管理:現地スタッフの監督、パフォーマンス・マネージメント及び育成。10名ほどのチームのマネジメント。
- ●資金管理:年間約3,000万円程度の予算策定、執行管理。
- ●法令遵守:ラオスにおけるNGO登録など、事業を実施する上で必要な行政手続き及び法令遵守を徹底する。
- ●パートナーシップ:保健省とMoUを締結し、事業目標達成のために関係団体とパートナーシップを構築し、協働を進める。
- ●対外的な関係構築・維持:関連セクターにおけるコーディネーションミーティングに参加し、国際機関、ドナー、市民団体などと個別に関係を構築・維持する。
- ●提言・証言活動:国際的な動向も踏まえつつ、ラオスにおける小児保健医療について政策提言活動の戦略を策定、実施する。広報・証言活動に協力してラオスの小児保健医療に対する日本社会の関心を喚起する。
- ●安全管理:安全情報を収集、分析し、安全管理計画を立て、実行する。非常時において現地で対応する。
- ほか
3. 応募要件
必須要件
- ●NGOでの就業経験を含む、社会人としての就業経験5年以上。管理職としての経験2年以上
- ●開発途上国における開発・人道支援事業においての戦略立案、事業運営、コーディネーション業務の経験
- ●医療・公衆衛生分野(特に小児保健医療)に関する関心及び活動経験
- ●参加型開発のアプローチ、能力育成、行動変容、ジェンダー平等、子どもの保護への理解
- ●助成金管理の経験
- ●経理、総務、人事管理、安全管理などの面で、現地事務所の組織運営をすることができる
- ●団体の立場を対外的に代表することができ、政府機関や他の関係団体との強力かつ良好な関係を築ける、卓越した交渉力・コミュニケーション力をもつ
- ●言語: 英語と日本語での業務遂行ができる
- ●OS: Word、Excel、Outlook、Power Pointを使用した業務遂行ができる
- ●世界の医療団の活動理念を理解し、賛同することができる
優遇要件
- ●日本以外の国でのチームマネージメントの経験。現地代表の経験があれば尚、可
- ●保健医療福祉の資格を有する
- ●パートナーシップによる事業運営の経験
本ポストに適する資質
- ●調整能力に長け、多様かつ不測の事態に対し、差異を尊重し、冷静、柔軟かつ前向きに取り組むことができる
- ●戦略的、建設的、前向きな思考ができ、分析能力が高く、実践力を持つ
- ●強いリーダーシップを持ちチームを率いることができ、かつ自身もチームの一員として良好なチームプレーができる
- ●様々なステークホルダーと良好な関係性を構築し、維持することができる
- ●自律した目標設定と業務管理ができること
- ●マルチタスクが得意で、無理なく遂行できること
4. 応募方法
- ●応募書類: 履歴書、職務経歴書、志望動機書を和文・英文で各一式
- ●応募方法: メール(hr@mdm.or.jp)でのみ受付。件名を「ラオス現地代表 応募」とし応募書類一式をお送りください。追って人事部より連絡します。電話でのご連絡はご遠慮ください。
- ●選考方法: 書類、一次、二次面接を経て決定。尚、必要と判断される場合には別途、語学試験を行うことがあります。
募集締切: 2019年7月15日(月)
※採用者が決定した場合にはこれに先立ち予告無く締め切ることがありますのでご了承ください。
5. 勤務条件
- ●雇用形態: 契約社員、週5日勤務、指定されたラオス祝日休、有給休暇あり
- ●雇用期間: 2019月9月1日~2020年4月30日 (新規事業の資金が確保できれば、雇用延長の可能性あり)
- ●試用期間: あり、3ヶ月
- ●給与: 団体基準に合わせて算出
- ●現地宿舎: あり
- ●家族帯同: 応相談
- ●社会保険: あり
- ●主な就業場所: ラオス・フアパン県・県都サムヌア
- ●就労時間: 週40時間。就業時間は現地のオフィスアワーに合わせる
6. 詳細
業務明細書をご確認ください
7. 応募およびお問い合わせ先
※ 応募ならびに問い合わせはメールでのみ受け付けます。
email: hr@mdm.or.jp / 担当: 米田祐子(世界の医療団日本支援事業マネージャー)