©Kazuo Koishi

ラオス大豪雨から5ヵ月 ソプラオ・ヘルスセンターの今

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プラオ・ヘルスセンター
昨年の夏、記録的大豪雨に見舞われたラオス。
中でも被害の大きかったラオス北東部フアパン県での私たちの活動も中止を余儀なくされ、物資配布などの緊急支援を行ってきました。活動地の中でも最も被害が大きかった地域にあるソプラオ・ヘルスセンターでは、近くを流れる川が決壊、対岸の小病院が倒壊しました。隣県からも患者を受け入れることになったソプラオ・ヘルスセンターは電気もないなか(のちにMdMがジェネレーターを設置)、数カ月にわたって地域住民の医療を支えてきました(被災当時のソプラオ・ヘルスセンターでの活動記事はこちら)。

年明けに訪問した際、ソプラオ・ヘルスセンターに看護師として勤める2人が話してくれました。

「最近になってやっと落ち着いてきました。本当に忙しい日々でした。あの時はしばらく電気もなかったし、いろんなものが足りなかった。僕たちは看護師ですが、調剤や薬の管理、医師がいないときは診察もします。トレーニングにも参加してきました。5歳以下の患者さん、下痢やのどの痛み、肺炎などで診察に来る子が多いです。以前に比べて、具合が悪ければここへきてくれる村人が増えたような気がします」

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